出版社内容情報
地域活性化、農村再生の取り組みにあたっては、今日的な視角からの地域条件に即した理念、コンセプトの確立が前提となる。本書はそうした現場の取り組みを意識して農村再生への視角にかかわる話題を提供し、とりまとめたもの。注目のグリーン・ツーリズム関係の話題も多数掲載。
はじめに
I 都市と農村の共生
話題1 これからの農村政策-その視点と課題-
話題2 都市と農村の新しい共生をどうつくるか
話題3 村おこしアグリビジネスと地域農業再編の方向
話題4 「産直」による地域活性化
話題5 広がるグリーン・ツーリズム
II 農業の担い手確保の視点
話題6 農業労働-その快適化に向けて-
話題7 農業雇用労働をめぐって
話題8 畜産の担い手確保対策-その基本的視点-
III 畜産と環境
話題9 肉用牛産地を支えるコンポストセンター-岐阜県・農事組合法人清美コンポストセンターの取り組み-
話題10 食用甘ショ産地を支える堆肥センター-宮崎県串間市大束農業協同組合の取り組み-
話題11 環境保全とJA事業
IV 追補
話題12 イギリスにみる食料自給率向上の歩み
話題13 図書紹介・栗田明良著『中山間地域の高齢者福祉』
内容説明
本書は、最近、筆者が求めに応じておこなった雑誌・新聞等への寄稿文、研修会等での講演録をまとめ、今日的な農村再生への視角にかかわる話題を提供し、現場で取り組んでおられる方々に少しでも参考にしていただければとの思いで、刊行したものである。
目次
1 都市と農村の共生(これからの農村政策―その視点と課題;都市と農村の新しい共生をどうつくるか ほか)
2 農業の担い手確保の視点(農業労働―その快適化に向けて;農業雇用労働をめぐって ほか)
3 畜産と環境(肉用牛産地を支えるコンポストセンター;食用甘ショ産地を支える堆肥センター―宮崎県串間市大束農業協同組合の取り組み ほか)
4 追補(イギリスにみる食料自給率向上の歩み;図書紹介・栗田明良著『中山間地域の高齢者福祉』)