出版社内容情報
タイやインドに展開している協同組合の動きをそれぞれの国の歴史のなかに位置づけ、日本の協同組合と比較検討し、問題点を明らかにする。
はじめに
序章 研究の課題
第I部 総論-アジア地域の農民組織-
第1章 農産物流通と農民の協同組織
第2章 インド合同耕作組合の新方向-西マハラシュトラ、マヘサール旧不可触民の挑戦-
第3章 インド農村における協同組合の展開
第4章 インドと日本の地域開発における協同組織と政策
第II部 工業化の進展と農民組織
第1章 南マハラシュトラの初期工業化とデッカン・マニュファクチュアラーズ・アソシエーション
第2章 南マハラシュトラの工業化と協同組合運動-地域開発におけるサングリ県のシェトカリ製糖協同組合、ヴィタール共同耕作組合エカトマ・サマジ・ケンドラの役割-
第III部 途上国インドの農民組織
第1章 インドにおける農村制度金融の発展と農業協同組合
第2章 製糖協同組合経営と地域開発-ワラナの製糖協同組合経営のケーススタディ
第3章 ワラナ酪農農協、イエルグッド総合農協および西部マハラシュトラ州に特別に関係する酪農農協の役割
第4章 アナンド型酪農協の成立条件
第5章 なぜある協同組合は成功し、他の組合は成功しないのか?
おわりに
目次
第1部 総論―アジア地域の農民組織
第2部 工業化の進展と農民組織
第3部 途上国インドの農民組織