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内容説明
本書は現代のイギリス社会にさまざまな角度から光を当てることによって、その実像に迫ろうとするものである。具体的には、イギリス人と有色移民との人種関係、階級と言葉の相関、英国的ヒューマーの諸相、イギリス人の対日イメージ、オックスフォード大学の教育機構などが主なテーマとなっている。従って、本書の内容はいわば現代英国社会文化論である。
目次
イギリスの実像を求めて
第二次世界大戦後の英国における人種関係の諸相
イギリスのメディアに見る対日イメージ―教育専門紙の報道に見る日本的教育の特徴
英国における産学提携の現状―伝統的教育理念と社会的要請との相克
階級社会・英国の諸相(労働者階級と中流階級の言葉の差異;階級とその識別標識としての言葉の相関)
英国人の笑い
英国人のヒューマーの源泉とその社会的背景
英国とアイルランドにおける民族ジョークの中のステレオタイプ
イギリス人の日本人観
オックスフォード滞在記
イギリス女性の社会進出
日本人の国際コミュニケーション―現状と問題点