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出版社内容情報
学校のいじめ調査・対策とは?保護者が知りたいことを教えてくれない理由は?現役教員が親からは見えない学校の内側を明らかにする。クラスの惨状をどれだけ訴えても、原因を探ることもなく、動かない。個人情報をタテに何も教えてくれず、紋切り型の回答がくり返される。保護者は何もわからず、何の解決もしないまま、子どもに「いじめ撲滅宣言」をつくらせて幕引きとされる─。
なぜこうなってしまうのか。
30年以上にわたり小中学校の現場に立つ現役教員が、親からは見えない学校の内側を、いま明らかにする。
第I部◎親からは見えない学校の内側
1.学校の「いじめ調査」と「いじめ指導」とは
2.方針を決めているのはだれか
3.子どもは学校でどう過ごしているのか
第II部◎"寝耳に水"から始まる親の苦悩
1.「学校はいいことしか言わない」……学校に二か月通いつめた母親
2.保護者同席の話し合い……いじめた側といじめられた側
3.何が親子を追いつめたのか……"問題児"とその親
第III部◎"かやの外"からの脱却
1.これからの「いじめ認識」と「いじめ対応」
2.突破口としての保護者参加
3.学校側がすべきこと
4.子ども自身が解決すること
平墳 雅弘[ヒラツカ マサヒロ]
1956年、岐阜県大垣市生まれ。小学校に13年間、中学校に24年間勤務。現在、岐阜県内の公立小学校教諭。専門は美術。
ポーランドの教育者・コルチャックによる「仲間裁判」に着想を得た、子ども自身で問題を解決する仕組みとして「子ども裁判」を考案・実践し、いじめや不登校をはじめとするさまざまな問題に向きあってきた。2003年、第35回中日教育賞受賞。2010年、国際コルチャック会議で「子ども裁判」の実践を発表。
著書に『日本初「子ども裁判」の実践』(国土社)、『生徒が生徒を指導するシステム』(学陽書房)、『子どもが解決! クラスのもめごと』(太郎次郎社エディタス)がある。
内容説明
学校のいじめ調査・対策とは何か。なぜ紋切り型の記者会見がくり返され、保護者が知りたいことは霧の中に残されるのか。
目次
第1部 親からは見えない学校の内側(学校の「いじめ調査」と「いじめ指導」とは;方針を決めているのはだれか;子どもは学校でどう過ごしているのか)
第2部 “寝耳に水”から始まる親の苦悩(「学校はいいことしか言わない」―学校に二か月通いつめた母親;保護者同席の話し合い―いじめた側といじめられた側;何が親子を追いつめたのか―“問題児”とその親)
第3部 “かやの外”からの脱却(これからの「いじめ認識」と「いじめ対応」;突破口としての保護者参加;学校側がすべきこと;子ども自身が解決すること)
著者等紹介
平墳雅弘[ヒラツカマサヒロ]
1956年、岐阜県大垣市生まれ。小学校に13年間、中学校に24年間勤務。現在、岐阜県内の公立小学校教諭。専門は美術。ポーランドの教育者・コルチャックの「仲間裁判」に着想を得た、子ども自身による問題解決の仕組みとして「子ども裁判」を考案・実践し、いじめや不登校をはじめとするさまざまな問題に向きあってきた。2003年、第35回中日教育賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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海戸 波斗
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