出版社内容情報
竹内常一KJMGAKL著いま、不登校もいじめも、子ども・若者問題を解き明かすには、そこに秘められた深層の物語を読みひらかなくては見てとれない。子ども・若者の自分くずしとその再生を開示する。そこにはからだとこころの危機がある。「子どもの自分くずしと自分つくり」の続編。
プロローグ 遍歴から再生へ
I 生まれること、死ぬこと
1ある親への手紙 親と子のイニシエーション劇
2生まれること、死ぬこと
3神戸児童殺害事件を解き明かす おとなは子どもに何を語るか
II “深層の物語”を読みひらく
1閉ざされた“深層の物語”へ
2子どもの“深層の物語”を読みひらく
3なぜ小学高学年の子どもたちが荒れるのか
III “からだとこころ”の異変
1子ども・若者の“からだとこころ”の異変
2人間存在の基底の危機的状況
3くずれゆく子どもの人格
4人間存在としての全体性の回復
IV 不登校・いじめを超えて
1登校・不登校の新しい段階
2いじめ問題とはなにか
3子どもの生活世界の政治化
エピローグ ある教師への手紙 新しい旅立ち
目次
遍歴から再生へ
ある親への手紙―親と子のイニシエーション劇
生まれること、死ぬこと
神戸児童殺害事件を解き明かす―おとなは子どもたちに何を語るか
閉ざされた“深層の物語”へ
子どもの“深層の物語”を読みひらく
なぜ小学高学年の子どもが荒れるのか
子ども・若者の“からだとこころ”の異変
人間存在の基底の危機的状況
くずれゆく子どもの人格〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小鈴
16
11年後の98年に出版された「その後」だが、こちらはエッセイ集で体系的な本ではない。昔の本を読むと19年には「子供の全体性」というものがすっかり忘れられているのがよく分かる。新自由主義の浸透、資本主義の論理が生活世界のすみずみまで浸透して「超越的な価値」の喪失。市民的自由、良心の自由を駆逐する。おとなが「心の教育」をどんなに強化しても、子供達はもっも深い闇に追い込むだけ。たくましい自己、強い自己を前提にした社会の中で、子供達は「やさしさごっこ」と「いじめ」を繰り返す。それ以外の社会の作り方を知らないのだ。2019/07/10




