内容説明
本書は、著者が1998年に東北大学大学院文学研究科に博士号請求論文として提出した「アルカイック期アテナイの「党争」の基礎的考察―分析のための史料検討を中心として―」に若干の手を加えたものである。
目次
第1章 学説史と課題設定
第2章 ヘロドトスにおけるστ´ασιζ
第3章 ペイシストラトス家τυρανν´ιζ伝承の受容とその背景
第4章 ソロンのいわゆる「στ´ασιζの法」
第5章 ソロンの詩篇から見たアルカイック期アテナイと諸叙事詩との関係
第6章 伝ホメロス作叙事詩における発言者たちの意思貫徹過程
著者等紹介
高橋秀樹[タカハシヒデキ]
1965年福島県生まれ。1988年東北大学文学部卒業。1991年東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程退学。1991年新潟大学教養部講師。1993年新潟大学教養部助教授。1994年新潟大学人文学部助教授。博士(文学)現在に至る
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