内容説明
本書は、大学の2年次生を対象とする経済原論ないしミクロ経済学およびマクロ経済学のための講義用教科書である。基礎理論中の基礎理論をみっちり学習することを通じて初学者が経済学的思考の方法を十分に身につけることができるように、範囲を狭く、そして、深く理解することができるように心がけた。
目次
第1部 ミクロ経済学(ミクロ経済学の必要性;需要と供給;消費者の行動;生産者の行動 ほか)
第2部 マクロ経済学(なぜマクロ経済学を学ばなければならないか―経済学の課題とマクロ経済学;社会全体としての総産出量をどのように計算するか―国民所得および基礎的諸概念;社会全体としての雇用量決定の仕組みはどうなっているか―有効需要原理の概要;国民所得決定の仕組みはどうなっているか―国民所得決定理論の構造 ほか)