内容説明
本書は、フッサールによって創設された20世紀の「新しい現象学」が、20世紀の新しい哲学的な精神運動としてさらに来るべき21世紀においてどのように進展展開していくべきかを示している。
目次
第1部 世界の構造存在論(存在の探求;構造と存在―現象学と存在論 ほか)
第2部 地平としての意味―意味の社会性に関する現象学的考察(地平としての意味;意味の内部地平 ほか)
第3部 雰囲気としての世界経験(哲学における雰囲気の主題化;シュミッツ現象学の理念と方法 ほか)
第4部 Ki im politischen Diskurs―Ph¨anomenologische Untersuchungen zur Rolle von Atmosph¨aren in der Ideologie der Sp¨aten Mito‐Schule(Einleitung;Leib,Gef¨uhl und ki ほか)