内容説明
本書は、著者が大学院当時から今日までに発表してきた論文をまとめたものである。問題の出発点には日本の銀行業に特徴的な行動原理を取り上げ、そのインセンティブを分析しようとする点に主眼があった。
目次
情報の非対称性と信用割当
拘束性預金のインセンティブ
貸出市場は地域別に分断されているか?
銀行・企業の長期取引関係とレピュテーション効果
レピュテーション効果の存在可能性
メインバンク関係は固定的か?
預金市場での銀行業の横並び意識
貸出市場での銀行業の横並び行動
銀行への預金取り付け行動
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