目次
序論 「秘儀結社」と十八世紀のドイツ(十八世紀ドイツ思想と「結社」;「秘密結社」「秘儀結社」とは;欧米の「秘儀結社」;十八世紀ドイツでの「秘儀結社」)
第1編 カントと「秘儀結社」(一枚の「肖像画」;その由来;カントとフリーメースンリィ;カント自身の発言;カントの「秘儀結社」参加者をめぐる論議;カントの「秘儀結社」忌避理由―「まとめ」として)
第2編 フィヒテと「秘儀結社」(フィヒテとフリーメースンリィ;『コンスタントへ手紙』または『メースンリィの哲学』;他の著作とのかかわり;フリーメーンスンリィの「理想化」の意味―レッシング『エルンストとファルク』を中心に)