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目次
第1章 西洋芸術の場合(詩的魅力とその伝達;マリア・レジーナの画像が伝えるもの;西欧における初期の世俗木版画;セビーリャ・カリダー施療院礼拝堂の装飾―バルデス・レアルの「死」とムリーリョの「救済」の絵画をめぐって;ジョン・ラスキンと近代の風景―「パセティック・ファラシィ」再考;再現=表象批判としてのポストモダニズムの芸術)
第2章 中国芸術の場合(歴代の書論における品第法の変遷と評語について;中国絵画における款記の発展について)
第3章 日本芸術の場合(画譜による伝達―池大雅研究の一節;地色のアフォーダンス作用とその視的覚的検討)
第4章 史的・体系的解明(キリスト教図像の伝達と時代性―「最後の晩餐」表現の諸相について;現代芸術と伝達性と時代性の根幹―ゼードルマイアの指摘)