内容説明
「ツキノワグマはどんぐりが大好きな、おとなしくて、やさしい動物です」クマと森と人を守る活動をしている森山さんは、こう語ります。最近、クマが人里に現れた、というニュースが増えています。なぜ、森でくらしているはずのクマが、人里に現れ、ときには人間を襲うようなことが起きているのでしょうか。
目次
第1章 野生のクマのこと(クマはやさしいベジタリアン?;アイヌの少年とクマの絆;クマの子太郎の運命;野生のクマと暮らすということ;太郎と花子のファンクラブ;共存ってどうすればいいの?)
第2章 ほんとうの森のこと(クマが森にすめなくなったわけ;なら枯れについて;今、奥山にも異変が…;自然の森に再生するって?;クマに森を返そうよ;はらぺこクマさんにどんぐりをあげたい;奥山トラストって、何?)
著者等紹介
沢田俊子[サワダトシコ]
1943年、京都市生まれ。『モモイロハートその子リュウ』(汐文社)で恐竜文化大賞、『盲導犬不合格物語』(学研)で、産経児童出版文化賞を受賞。日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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