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目次
中王国時代の始まり
メンチュヘテプ2世の葬祭殿
復活したピラミッド
王女たちの財宝
ピラミッドと迷宮
学校と教育
軍隊の誕生
シヌへの物語
コフィン・テキスト
ヒクソスの侵攻
中王国時代の美術
独立戦争
ヒクソスのもたらしたもの
新王国時代の始まり
都テーベとアメン神
王家の谷
カルナク神殿
女性ファラオ
古代エジプトのナポレオン
エジプトを取り巻く国々
貴族の墓
著者等紹介
吉村作治[ヨシムラサクジ]
サイバー大学学長。早稲田大学客員教授。工学博士。エジプト考古学者。1943年東京都生まれ。1966年アジア初の早大エジプト調査隊を組織し現地に赴いて以来、40年以上にわたり発掘調査を継続、数々の発見により国際的評価を得る。2005年1月に青いミイラマスクを付けた未盗掘・完全ミイラ「セヌウ」の木棺を発見、そのミイラマスクを含む発掘40年の成果を、2年間にわたり日本全国の博物館で巡回展示し、大好評のもとに終了した。2007年10月にエジプト学史上非常に珍しい「親子のミイラ」が埋葬されている未盗掘墓を発見し、大きな話題となった
岩出まゆみ[イワイデマユミ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在早稲田大学エジプト学研究所客員研究員。古代エジプトについて研究を続けるかたわら、広報を担当。専門はエジプト学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
24
中王国時代からトトメス3世までの歴史と文化を説明する入門書。前巻のラストから、そのまま続いている。メンチュヘテプ2世や中王国時代のピラミッドなど、これまで着目してこなかった部分に焦点が当たっており、初めて知る内容が結構あった。アメンエムハト3世のピラミッドと葬祭殿が気になる。エジプト内だけでも見どころは沢山あるが、他国との関係性が出てくると更に面白い。ヒクソスとの争いは特に波乱万丈なので、小説を読んでみたい。相変わらず今回もあとがきは謎だった。この人は子どもたちに何を一番伝えたいのだろう。2018/03/31