著者等紹介
ウォーレン,アンドレア[ウォーレン,アンドレア][Warren,Andrea]
米国ネブラスカ大学でイギリス文学博士号をとり、高校で英語と歴史の教師をした後、カンザス大学でもジャーナリズムで修士号を取得。ジャーナリスト、作家となる。ノンフィクションの作品は、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞をはじめ、数々の賞を受賞。現在、カンザス州カンザスシティーに在住している
もりうちすみこ[モリウチスミコ]
福岡県生まれ。九州大学教育学部卒業。訳書『ホリス・ウッズの絵』(さ・え・ら書房)が、第52回産経児童出版文化賞に、訳書『真実の裏側』(めるくまーる)が第50回同賞・推薦図書に選ばれる
せきねゆき[セキネユキ]
1977年埼玉県川越市生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。絵本の作品に『晩夏』(新風舎/第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
9
開拓時代にアメリカ合衆国ネブラスカ州の大草原に入植した家族の苦難の物語。淡々と語られているけれど、凄まじい時代を生き抜いたたくましさに感動しました。2017/01/08
Alm1111
2
もう一つの『大草原の小さな家』。主人公のマーサは両親に連れられて、ネブラスカ州で新しい生活を始める。物語として洗練されている『大草原〜』より、ずっと素朴な形で語られていて、当時の暮らしがよりリアルに迫ってくる。タイトルのキルト作りにはあまりページを割かれていないものの、アメリカ中西部の開拓さやの暮らしを知りたい人にお勧めしたい。2017/12/05
ゆめうし
1
タイトルに惹かれて読み始めました。キルトについてはあまり触れられていませんでしたが、数々の苦境にもめげずゼロから生活を築いていった開拓者たちの姿に励まされました。表紙から受けるおとなしい印象とは対照的に、ストーリーの方はかなりたくましいです。2019/10/09
てり
0
「小さな家」シリーズを彷彿とさせるアメリカ西部開拓時代のお話。本家にはかなわないが、こちらは当時の生活のようすが結構リアルに描かれている。キルトの写真がないのが残念。2022/07/08