内容説明
ついにさいごの地獄へむかうキクマロくんにミルメちゃん。下へ下へと落ちてゆくと、まっていたのは…。
目次
八大地獄
焦熱地獄
大焦熱地獄
阿鼻地獄
お寺
著者等紹介
沼野正子[ヌマノマサコ]
東京に生まれる。東京芸術大学を卒業後、フリーのイラストレーターとして活躍。絵本や、挿絵、漫画がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
50
【飢えた人たちに食べ物を分けず、自分たちだけでたくさん食べたり、食べ物を粗末にした者は鬼に喰われる!】 題名が「鬼の大宴会」となっています。前巻は、八大地獄5番目の「大叫喚地獄」だったので、3巻目は「焦熱地獄」からのはずと頁を捲れば――。鬼たちが料理をしています。素材はもちろん、罰を受けた亡者の体。ミンチにして団子作り。焦熱で焼けた美味しそうな「人間料理」を鬼たちは嬉しそうに運び、地獄の鬼たちの大宴会始まりィ始まりィー。で、最後には、その地獄の闇にも光が射します。“人々の苦しみ”を救うお地蔵様の登場です。2023/05/17
遠い日
10
「地獄めぐり」シリーズ3。地獄と現を行き来した伝説の人物、小野篁も登場。ここでも、八大地獄のあれこれの詳細。どの地獄も怖すぎる。地獄を巡り抜いたキクマロとミルメちゃん、すごい。2018/02/27
καйυγα
10
子供と地獄のお勉強。シリーズ全3巻の内の3巻。ということで全巻読んでみたが、地獄について勉強するには良い本だと思った。イラストは怖すぎず、不気味でもないので子供でも受け入れやすい絵本。最後の阿鼻地獄からのお地蔵さま展開はちょっと受け入れ難いけど。あと「悪いことをすればこうゆう地獄に落とされこうゆう罰を受ける」と植え付けることができるので、小さい子供には注意が必要。何が言いたいかって、教育に地獄や鬼を引き合いに出すのは程々にってこと。分冊で地獄めぐりしなければならないので、お財布と子供に相談しておくとよいね2015/02/19
いっちゃん
9
もう三年生になるのに、本間に地獄ってこんなんなん?って。まだまだこどもやった…2017/10/25
あおい
4
地獄めぐり最終巻。怖さもグロさも倍増です。何度も子供に大丈夫?って聞きながら読みました。2012/07/02
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