著者等紹介
横山孝雄[ヨコヤマタカオ]
1937年(昭和12年)中国北京生まれ。領事館警察官だった父の転勤で、主に長江下流域の中小都市で幼少期を過ごす。1946年佐世保に上陸。両親の故郷・福島県相馬で高校卒業まで生活。上京後、玩具デザイン工をへて漫画家に。赤塚不二夫のブレーンとして25年を過ごし、1983年フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
27
漫画で読むアイヌの歴史という感じでしょうか。松浦武四郎が書いた本をもとに、漫画化しているそうなのですが、残念なことに読みにくい。アイヌ語の説明がされていても、ページをめくるごとに、『あれ?どういう意味だったかな?』と、戻らなきゃいけないのが面倒くさい。一番後ろに用語集をつけるか、もういっそのことアイヌ語をいれなきゃいいのにと思ってしまいました。描き分けもあまりはっきりしていないので、誰が誰やら分からないのも辛かったです。でも、アイヌがどうして虐げられるようになったのか、具体的にどのような仕打ちを受けたのか2018/09/18
GO-FEET
0
★★☆2014/01/27
紅独歩
0
“北海道”の命名者である松浦武四郎の「近世蝦夷人物誌」をもとに、架空の人物も加えてコミック化。風化しつつある記録を遺すための価値ある試みだ。「日本は単一民族である」という発言がなされるたびになぜ論争が起こるのか、理解するための入門書として好適。2008/12/28