春さんのスケッチブック

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811384962
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

父さんとケンカして家出をしたぼく。長野県に住む春おばさんをたずねたぼくは、おばさんの六〇年以上も前の、ひみつを聞くことになったんだ…。

著者等紹介

依田逸夫[ヨダイツオ]
1940年生まれ。山梨県出身。東京学芸大学卒業後、東京都公立小学校に38年間勤務する。その間に読書指導、小学校国語教科書の編纂などにもかかわってきた。現在、日本児童文学者協会会員。また、学校ボランティアとして絵本の紹介をする一方、作家としても作品を発表している

藤本四郎[フジモトシロウ]
1942年生まれ。福岡県出身。絵本・児童書の挿絵、風景画家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

13
第55回全国読書感想文コンクール課題図書 高学年 無言館の作品展示や、館長さんの講演などを絵本の館でしていたことがあり、手にとった本。ツヨシが春さん(祖母の姉)から聞いた戦争の話から、二人は無言館へと出かけます。2018/10/04

千尋

11
戦争を知らない子どもたちに伝えたい一冊*父と喧嘩して家出をした主人公が信州に住む春おばさんを尋ね、60年前の哀しい過去を知ります*この本を読み、戦没画学生の作品や遺品を展示している『無言館』の事を初めて知りました。戦争という大きな運命から逆らえなかった犠牲者の方々の事を思うと・・私たちは平和に暮らしていて、本当に幸せ者なんだなと思いました。二度と戦争が起こらない事を私は望みます**2010/09/01

いよの缶詰め

5
受験の事で父と喧嘩し、父方の祖母の姉のところへ行く事に。そこで彼女がここに住もうとした理由が明らかになる。今まで無言館も命を落とした画学生達が2021/08/27

5
勤務校の本。悲しい戦争の一辺が見える本。文字も大きく中学年から読めそう。だけど中々手に取ってもらえない一冊。2016/10/25

ocutec

5
長野県が登場するというだけで手にとった一冊。現代の小学生に太平洋戦争を語り継ぐお話。切り口が新鮮なのがとても良かった。上田にある無言館という戦没画学生の作品を集めた美術館に足を運んでこの本の内容を体験してみようと思いました。2012/03/21

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