内容説明
1945年、8月6日。たった一発の原爆がゲンから家族をうばった。初のテレビドラマ化。
著者等紹介
中沢啓治[ナカザワケイジ]
1939年生まれ。広島県出身。自身の被爆体験を元に、コミック「はだしのゲン」を描いた。原爆、戦時中のことを描いた作品が多数
君塚良一[キミズカリョウイチ]
1958年生まれ。脚本家。日本大学芸術学部卒
田中舘哲彦[タナカダテテツヒコ]
1947年生まれ。新潟県出身。フリーライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Oh!やまびこ
6
1か月程前に「はだしのゲン」が平和教育の資料から削除の報道を耳にした。理由は・漫画の一部を取り上げるだけでは被爆実態に迫りにくい、・誤解を与える恐れがある、・児童の生活実態に合わないという事である。具体的的には、①生計の為に子供が小銭を稼ぐ、②生きる為に池のコイを盗む、③倒壊した家屋の下敷きとなり火炎に包まれての親子の場面等が注視された。ふと、この書を積読としていたことを思い出した。戦争の悲惨さ、生きる、家族の絆を考えるには良いと思える。漫画、書籍、映像化等多岐にわたっているので多くの方に触れて欲しい。2023/03/21
ンゴワドンバ京東
0
未曾有の大惨事が起こったりした時に必ず読まなければならない。熊本大地震で被災なされた方々に心からのお見舞いを申し上げます。大吉英子進二の無念を思うと悔しくてならない。戦争が全てを奪う悲しみをこれからの子供達に襲いかからないように切に願います。2016/04/21
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- 和書
- 新宿二丁目で君に逢ったら