目次
軍刀に屈しなかった佐倉先輩
卓郎の回想
ゆれうごく青春のこころ
きびしい訓練、ひどい制裁
澄子は名古屋の飛行機工場へ
飛行機乗りに飛行機はなく
極秘にすすめられた伏竜特攻隊構想
いったいおれたち何の特攻隊なんだ
始まった伏竜の特攻訓練
浜辺に並んだ死体の列
もはや生き抜く術もなく
きびしい訓練に耐え抜いた佐倉は
佐倉先輩との再会
聞き取れなかった玉音、またつづく訓練
久里浜の浜辺に立ちて
著者等紹介
児玉辰春[コダマタツハル]
1928年、広島県大竹市に生まれる。中学校の教員を退職後創作活動を始め、『まっ黒なおべんとう』『よっちゃんのビー玉』『伸ちゃんのさんりんしゃ』はアニメにもなり、『ひびけ月光の曲』『ヒロシマ心の旅路』『虹の花咲く通潤橋』など、戦争・歴史など幅広い分野で創作活動に入る。特に戦争の悲劇の掘り起こしに力を注ぎ、本書の出版を契機に2001年初頭には「新世紀に戦争を語り継ぐ会」を発足し、体験記など募集し、その出版を通じて、また講演などを通じて幅広い活動を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- へそまがりねこマックス