感想・レビュー
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Pechi Minato
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広鰭作品読み漁り◇1997.12刊汐文社 14行/1頁 舞台は昆布漁の浜。北海道弁。家族のあり方を、生まれ方から考える。若い時に持つ夢と、現実。背表紙赤丸シールに「父」とマーク。主人公の中学生男子の視点だからか説明がされすぎていずかえって物語に深みが感じられる。優しく辛い嘘で守られる、その守られ方が壮絶で(5)、電話の向こうの相手の表情はいかほどかp110。登場人物みな哀しいほど真剣で気持ちよい。浜が守られていくことを願うばかり。 思っていることを口に出すことは難しいp88・支え合ってるよく慣れるp992022/02/22
