内容説明
スポーツに勝ち負けはつきものです。勝つ者もあれば負ける者もあります。それがなかったら、スポーツは単なる体を動かす運動におわってしまいます。だれもが勝とうと思って一生懸命になっているのですから、試合に負けて涙をのむことも少なくありません。なぜ試合に負けたのか。それを知り、それをさぐることによって新しい技がうまれ、新しいエネルギーがうまれてくるのでしょう。負けるということは、けっしてはずかしいことではありません。次の新しい時代への旗じるしなのですから。
目次
第1章 限りない挑戦―増田明美とマラソン
第2章 世界を拓いた柔道の道―神永とヘーシンク
第3章 ドラフト泣き笑い―つくられたライバル
第4章 照る日曇る日―引退選手はどこへ行く
第5章 正月に勝負を賭けて―大学ラグビーの分裂