内容説明
「国際条約」ってなに?戦争をふせぐ。絶滅しそうな生き物の命を守る。地球環境を守る。すべての人間の権利を守る。これらのことは、ひとつの国だけががんばっても実現はできません。だから、国と国、または国と国際機関とのあいだで約束をむすんで、協力する。―それが「国際条約」です。
目次
どうしてパンダは中国に返さないといけないの?(絶滅から生き物を守れ!―ワシントン条約;湿地と水鳥を守る!―ラムサール条約;みんな、かかわりあって生きている―生物多様性条約;環境を守るための国際条約1―生物を守る)
どうして地球環境を守らないといけないの?(地球温暖化をSTOP!―気候変動枠組条約;温室効果ガスをどのくらいへらす?―京都議定書・パリ協定;地球をおおうオゾン層を守る!―ウィーン条約・モントリオール議定書;環境を守るための国際条約2―海・陸地を守る)
どうしてゴミは分別して出さないといけないの?(ゴミは自分の国で処理しよう!―バーゼル条約;世界の宝物を未来に残す―世界遺産条約;環境条約・年表・条約・協定・憲章・議定書のちがい)
著者等紹介
遠藤研一郎[エンドウケンイチロウ]
中央大学法学部教授。法学部長。専門は民事法。1971年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士前期課程修了。岩手大学人文社会科学部講師、助教授、獨協大学法学部助教授、中央大学法学部准教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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