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内容説明
はじめての恋に落ちる。その時の、ときめき、喜び、切なさ、苦しさ―。主人公たちの瑞々しい感情を体験してください。大人気作家の作品から、恋愛ショートストーリーの傑作を集めました。
著者等紹介
中田永一[ナカタエイイチ]
1978年、福岡県生まれ。恋愛小説家。2008年『百瀬、こっちを向いて。』でデビュー。2012年『くちびるに歌を』で小学館児童出版文化賞を受賞
加藤千恵[カトウチエ]
1983年、北海道生まれ。歌人・小説家。立教大学文学部日本文学科卒業。2001年、短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー
桜庭一樹[サクラバカズキ]
1999年、小説家デビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、2008年『私の男』で直木賞を受賞
三浦しをん[ミウラシオン]
1976年、東京都生まれ。2000年『格闘する者に○(まる)』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、2012年『舟を編む』で本屋大賞、2015年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、2018年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞、2019年に河合隼雄物語賞、2019年『愛なき世界』で日本植物学会賞特別賞を受賞した
瀧井朝世[タキイアサヨ]
1970年、東京都出身。ライター。WEB本の雑誌「作家の読書道」ほか、雑誌やWEB媒体で作家インタビュー、書評などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐ
5
ティーン向け恋愛短編小説アンソロジーらしき装丁。えげつない砂糖菓子の弾丸の印象の強い桜庭一樹などぶっ込んでる辺りで訝しみつつ手に取ったが、ティーン向けでそれは…大人の私すらも多少引いている。ストーカー奇譚にときめく初恋とか銘打っちゃダメだろ。普通なのは加藤千恵さんだけだ。少女小説と見せかけて主人公は陰キャ男ばかりだし、魔法少女に憧れる少女がうっかり観たのがまどマギだった罠が狙いなんだろうなと邪推させる。なんと悪趣味であることか。子どもでも読めるよう恋にすらルビがあるが、娘には成人するまで読ませたくはないね2024/03/09
おさと
4
しをんさん目当て。でも中田さんが一番良かったかなぁ。2024/02/12
ゆ
1
百瀬は昔読んで大好きだったけど、今回はそれより加藤千恵さんの作品にときめいた。2024/03/13
しん
1
児童書としてはちょっと大人っぽい作品群である。2024/02/05
よし
1
これって、児童書でいいのかな…。「モコ&猫」とか、どうだろう。間違いなく初恋感はにじみ出ているけど、児童書としてはどうなの。この話を、微笑ましいとか甘酸っぱいとかって思えるのは、ある程度大人になってからなのでは。せめて編者解説をしっかり読んでくれたらいいなぁと思います。2024/01/30