内容説明
身近なそざいを活用して生み出され、その土地の文化や風土と合わさって発展してきた工芸品は、「使いやすさ」や「美しさ」といったみりょくにあふれています。そのみりょくをみなさんに知ってもらうため、この本は作られました。1~3巻を通して、伝統的工芸品を中心に、47都道府県の工芸品のみりょくがしょうかいされています。国語の授業で作文を書くときや、社会の授業で身近な地域について調べるときは、ぜひこの本を参考にしてみてください。工芸品のみりょくを知ることは、みなさんがくらす地域のことや、日本の文化のことを深く知るきっかけになってくれることでしょう。
目次
宮城県 宮城伝統こけし
山形県 天童将棋駒
茨城県 真壁石燈籠
埼玉県 岩槻人形
神奈川県 箱根寄木細工
福井県 越前和紙
静岡県 駿河竹千筋細工
滋賀県 彦根仏壇
奈良県 奈良墨
和歌山県 紀州へら竿
島根県 雲州そろばん
広島県 熊野筆
山口県 赤間硯
高知県 土佐和紙
長崎県 長崎ハタ
宮崎県 都城大弓
著者等紹介
笠原冬星[カサハラトウセイ]
寝屋川市立三井小学校教諭。読皆塾主宰、全国国語授業研究会常任理事。横浜国立大学大学院を卒業し、国語科を軸に「一人ひとりの子が愉しみ、最後までやり抜ける学び」を目指す。「文章を読むための『さしすせそ』」や「ピクトグラムを使ったリフレクション」など、新しい理論の創造を行っている。他、子どもと創る国語の授業Web編集委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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