内容説明
魚はとてもおいしく、体にもいい食ざいです。食べないなんてもったいない!この本は、「ほねがささったことがあって、こわい」「ほねをとるのがめんどう」―そんなふうに思っているみんなに、魚のじょうずな食べかたをおしえちゃう本です。
目次
魚の食べかたのきほん
はしの正しいもちかた
サンマのしおやき
アジのひもの
サケのムニエル
タイのお頭つきしおやき
アユのしおやき
ブリカマのしおやき
著者等紹介
小倉朋子[オグラトモコ]
日本箸文化協会代表、株式会社トータルフード代表取締役、亜細亜大学、東洋大学、東京成徳大学非常勤講師、フードコンサルタント。青山学院大学卒業、東洋大学大学院博士前期課程修業。トヨタ自動車株式会社の広報、国際会議運営ディレクターを経て、カナダ留学。食と宿泊業務コンサルティング指導の後、業務を「食」に一本化。飲食店のコンサルティング、メニュー、戦略開発他、諸外国の食事マナー&総合的に食を学び広い視野で強く美しく生きる教室「食輝塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
76
①分類59。テーブルマナー本。きれいに食べることが出来ればより美味しく味わえる。図書館用堅牢本、ふりがなあり、「はしの正しい持ち方」あり、良本▽【基本】①魚は左が頭、右が尻尾。裏返さないで食べること②中骨の間から下の身を食べない③骨にしゃぶりつかない④左側から食べる⑤骨や食べかすは同じところにまとめる▽サンマの塩焼き/アジの干物/サケのムニエル/タイの尾頭付き塩焼き/アユの塩焼き/ブリカマの塩焼き▽メンドクサイから食べない、じゃモッタイナイ。お魚が食べたくなっちゃった。2023.11刊2024/01/12
よこたん
39
“①魚をうらがえさずに食べる②中ぼねの間から下の身を食べない③ほねにしゃぶりつかない④左がわから食べる⑤ほねや食べかすは、同じところにまとめる” 一緒に食べる人たちがいやな気持ちにならないように、おいしくきれいに食べようの絵本。いや〜骨のまわりのところがこれまた美味しいのよね(笑) 小骨が口に当たるのがいやで、ついつい丸ごとを避けがちだけど、こうばしくぱりっと皮の焼けたのを食べたくなった。昨年は、鮎もサンマも食べそこねてしまった。身が細くてお高かった。ぶりのカマ焼きにも食べ方があったとは知らなかったなあ。2024/01/19
たまきら
36
読み友さんの感想を読んで。魚河岸で勤めている夫がいますからねえ、こういう本は無条件で大好きなんです。同時に言いたいのは、マナーも大切だけど別に楽しんで食べていいよ、ということ。昔徳島の料亭でご馳走になった時、あまりに鮎が美味しくて頭から全部食べてしまったんですが、地元の方々や板前さんがとても喜んでくれたのを覚えています。落語だと「くるっとひっくり返して眼肉食べて、お湯かけて出汁まで取っちゃう」ぐらいですし、もっと気軽にむしゃむしゃやってほしいな。2024/02/16
Mer
11
①のサンマをGET。干物のひらきや塩焼きなど、骨は外さすに頂くのがマナーだったとは…。食卓に身近なメニューだけ、確かにタメになる。食べ方のページ下に「魚まめちしき」があって、そこも興味深い。大人でも知らなかったことが書かれていたりする。現代は既にスーパーで丁寧に骨抜き処理がされているお魚も販売されている。便利だし、安心だけれど、命をいただいている感は薄れているなぁと感じた。2024/01/22
m
3
シリーズ3巻逆から読み始めて本書が最後。基本のサンマの塩焼きに鯵の干物。塩焼き系は半身を食べたらひっくり返してしまっていたのでこれからは中骨を取ることを心掛けたい。読み終えて魚が食べたくなった。特にブリカマ。2024/03/25