目次
同意ってなんだろう?
同意の基本はコミュニケーション
“マンガ”親に「自分はこうしたい」と言っていい?
お父さんやお母さんの意見と自分の意見がちがうとき、あなたはどうする?
“マンガ”きょうだいで親のあつかいがちがうのは当たり前?
性別や生まれ順によって親の態度がちがうのはしょうがないこと?
“マンガ”友だちに「イヤ」って言っていい?
あなたは友だちに自分の思いを正直に言える?
“マンガ”意見がまとまらないときは、多数決…?
意見がバラバラのときは、どうやって決めるといい?〔ほか〕
著者等紹介
汐見稔幸[シオミトシユキ]
東京大学名誉教授。東京大学名誉教授・白梅学園大学名誉学長・全国保育士養成協議会会長。専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。自身も3人の子どもの育児を経験。保育者による本音の交流雑誌『エデュカーレ』編集長でもある。持続可能性をキーワードとする保育者のための学びの場「ぐうたら村」村長。NHK Eテレ「すくすく子育て」などに出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
新刊コーナーから。人権的な意味での「同意」という言葉はまだまだ日本では浸透していない気がします。この本は作りこそ中学生あたりを想定されていると思いますが、親が読むべき内容だと思います。今でも日本では「子供(女、弱者)は大人の言うことを聞けばいいのだ」という押しつけが主流な気がしますし、それがパワハラモラハラの温床です。身近な状況から子どもの人権を考えることが、社会の人権尊重につながってくるのだと思います。2023/05/02
にたいも
5
友だちに本を貸してと言われて断れない、など子どもたちの日常にある内容で、共感をもって読む子が多いのではないだろうか。漫画、複数の意見(イラストの子が視線を背けているのがリアル)、現実的な解決方法とその背景を簡潔に提示してあって読みやすい。同意について考える一歩目の提案として、納得の一冊。この本を必要としている子がいるだろう。どの子にもこの本がいつでも手に取れるようにあるといいな。10歳くらいから #NetGalleyJP2024/02/14
mame
0
小高〜2023/05/17
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