内容説明
「女に学問はいらない」「女は家の外で仕事をもつものではない」女性の人権が十分に認められていなかった、そんな時代に生きて、自分の夢や信念を実現していった女性十五人を紹介します。第2巻では、社会事業や教育の分野で活やくした女性を取り上げています。巻末には、伝記を読んでチャレンジしたい「伝記学習」のページを設けています。
目次
女性実業家として多くの事業を手がけた 広岡浅子 1849‐1919年―浅子のめざした女子教育と職業訓練
知的障がい児の教育に力をつくした 石井筆子 1861‐1944年―石井亮一と知的障がい児教育
女性の自立をめざし女性が学べる学校を開校 津田梅子 1864‐1929年―明治時代の女子の学校教育
婦人参政権を獲得するために邁進した 市川房枝 1893‐1981年―日本の選挙の歴史と婦人参政権
飢餓や戦争で苦しむ子どものために活動する 黒柳徹子―ユニセフの活動