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内容説明
すべての謎が解けたとき、きっとあなたは涙を流す―。読む人の感情を揺さぶる名作ミステリーを収録したアンソロジー。大人気作家の作品から、ミステリー小説のエッセンスを楽しめるショートストーリーを厳選しました。
著者等紹介
千街晶之[センガイアキユキ]
1970年、北海道生まれ。ミステリー評論家。1995年、「終わらない伝言ゲーム」で創元推理評論賞を受賞。2004年、『水面の星座 水底の宝石』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)、日本推理作家協会賞(評論その他の部門)をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
itica
64
宮部みゆきさんはちょっと泣けちゃうミステリ。光原百合さんは謎を解く探偵役が何とも頼りない大学生なんだけれど、その推理力は本物。甘酸っぱい青春ミステリ。阿津川辰海さんは裁判員裁判の様子。アイドルとオタクの話に脱線しながら、いつの間にか真相に辿り着いていた。でも結末が意外な事に…。十代向けには良いチョイスだと思うが、あと何篇か乗せてほしかったな。あっという間に読了。 2022/04/16
涼
63
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-938d09.html 宮部みゆきさんも光原百合さんも、大好きな作家さんです。2022/11/21
パフちゃん@かのん変更
30
60代の私が読んでも面白かった。分かりやすくていいよね。2022/12/26
さこぽん
27
10代とは程遠いけど(笑)読んでみた。 宮部みゆき「サボテンの花」:卒業研究のテーマを<サボテンの超能力の研究>に決めたこどもたち。その真意を知ってほっこり、じんわりきた。 阿津川辰海「六人の熱狂する日本人」:裁判員に選ばれた人たちには意外な共通点があって、どんどんトンデモなほうへと話が進んでいく。 涙というより笑い寄りな3篇だった。 これはシリーズもので本作で完結らしい。前3作も機会があれば読む。2022/03/12
みさどん
22
たった三つの短編で本の薄さに驚く。宮部さんのはすがすがしい小学生の話だけど、例のごとくこんな優れた子どもたちは巷にはいないよというもの。二つ目は鋭い推理のほのぼの系。三つめは自分の知らない熱狂フャンやオタク心理を使った推理で、あまり理解できなかった。というわけで、すぐ読める。2022/04/18