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内容説明
超一流の「本格ミステリー」を収めたアンソロジー。事件解決のための手がかりは、すべてフェアに配置されている。あなたはこの謎を解けるか―。大人気作家の作品から、ミステリー小説のエッセンスを楽しめるショートストーリーを厳選しました。
著者等紹介
千街晶之[センガイアキユキ]
1970年、北海道生まれ。ミステリー評論家。1995年、「終わらない伝言ゲーム」で創元推理評論賞を受賞。2004年、『水面の星座 水底の宝石』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)、日本推理作家協会賞(評論その他の部門)をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やも
84
道尾さん以外はお初。全話に作者と同姓同名の登場人物が出てくるのが面白い😁面白かったのは断トツで道尾さん。有栖川さんは刑事のドヤ顔が見えてくるカンジ。綾辻さんって他のもこういう作風なのかなー🤔凝ってるから、楽しむよりも先に、なんかめんどくさいが来ちゃったかも…😂【有栖川有栖】ある男の愛人と妻がほぼ同時刻に死んだ。男の供述の不審点を見抜け!【綾辻行人】ビデオ上で録画されていた殺人事件の犯人は誰だ?【道尾秀介】友達のお父さんとお母さんが殺された。お姉ちゃん、犯人分かる?あっ、流れ星!2023/12/03
さっこ
72
有栖川さん、綾辻さん、道尾さんの10代のための珠玉ミステリー。170ページほどの枚数で文字がとても大きいのであっという間に読めました。綾辻さんの作品はとても面白い趣向で良かった。道尾さんの作品は切なくて悲しかった。自分で作り出せない流れ星に一生懸命願い事をする少年の心を思うと泣ける。2022/01/20
涼
68
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/05/post-d9dd6a.html 何故かこの中の二篇は、著者自身が登場人物でした。2022/05/07
aki☆
57
大物ミステリー作家3人のアンソロジー。『十代のための~』なるほどと思ったのは文字がめちゃデカ!でも児童書と侮るなかれ。有栖川さんの火村シリーズ、真相を見抜けないどころか予想も出来なかったし、綾辻さんはゾワ ッ。道尾さんは懐かしい『背の目』メンバーによる切ないミステリー。このクオリティーのアンソロがあっという間に読めるんだからこのシリーズいいかも笑。他のもチェックだな。2024/01/28
さっちゃん
50
ティーン向けの謎解きミステリーアンソロジー。有栖川有栖『赤い稲妻』火村&アリスシリーズ「ロシア紅茶の謎」より。雷雨の中、ほぼ同じ時間に死んだ妻と愛人。これは事件か事故か。/綾辻行人『意外な犯人』短編集「どんどん橋落ちた」より。犬の名前がタケマルなの何度読んでも笑ってしまう。/道尾秀介『流れ星のつくり方』真備庄介シリーズ「花と流れ星」より。両親を殺した犯人は、いつ、どうやって逃走したのか。/三編中既読二編。2022/03/19