内容説明
SDGsの目標達成のためにできる、身近な行動=アクションを提案するシリーズ。第2巻のテーマは、『「ありがとう」の気持ちでたいせつに』。わたしたちは、平和で豊かな暮らしがあたり前になり、古くから日本に根づく禅のこころである「ありがたさ」をついわすれがちです。2030年の未来には、あたり前でなくなってしまうかもしれません。そのことを胸に、あらためて日常のことや、家族・地域の人びとの存在を、感謝しながらたいせつにしましょう。
目次
学びの機会をたいせつにしよう
マークに注目して買い物をしよう
植物をたいせつにし、育てよう
「心のバリアフリー」を広げよう
地域行事にたずさわり、伝統をまもろう
地元の食べ物を楽しもう
「未来の仕事」を考え、そのために学ぼう
著者等紹介
原琴乃[ハラコトノ]
2005年外務省入省。9歳より絵本作家として活動し、教育と経済成長や平和構築の関係をテーマに博士号を取得するなど、児童書および教育分野にも携わっている
山田基靖[ヤマダモトヤス]
2005年外務省入省。2016年よりニューヨーク国際連合日本政府代表部にてSDGs担当。公務のかたわら教育関連活動も積極的に行っており、2019年8月から2年間は外務省より兵庫県姫路市所在の学校法人摺河学園に派遣され、学園長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
「ありがとう」の気持ちでたいせつにという、この巻のテーマについて考えました。 子どもたち、特に都市部で生活する子どもたちは、恵まれているという視点です。 環境的な困難、経済的な困難の中にいる子どもたちにとっては不本意な切り口かもしれません。 でも、マクロ的な視野で世界の問題を考えると、自分たちがいろんな問題を作り出している側にいることも意識しなければいけないのだと感じます。 上から目線、傍観者的視点では、根本的なSDGsアクションには、結びつかないでしょう。 2023/06/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
4
SDGsすべて2025/06/29