著者等紹介
ルメートル,パスカル[ルメートル,パスカル] [Lemaitre,Pascal]
1967年、ベルギーのブリュッセルに生まれる。ブリュッセルとニューヨークに暮らし、児童書や子ども新聞で活動している。アメリカ、フランスで数多くの本を出版している。1996年、カンボジアを訪れ、ストリートチルドレンや子ども兵士を取材、撮影し、クメール・ルージュとカンボジア内戦に深い関心をいだく。妻はカンボジア滞在中に出会った踊り子(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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モリー
36
恥ずかしながら、クメール・ルージュのこともカンボジアの内戦の事もほとんど何も知らなかった。最近、フェイスブックで知人がカンボジアの内戦に触れていたり、ポル・ポト政権に触れなが保守主義について論じた文章を読む機会があったりしたので、図書館でこの本に出会ったのは偶然ではないような気がします。神話を踊りで表現する事や、ポーズに意味があることなど日本の神楽にも通じるように思います。そういえば、今日は地元の神社で神楽が奉納される日でした。2019/04/14
shoko.m
4
カンボジアの古典舞踊の踊り手、ソピリン・チアム・シャピロをモデルにかかれたお話。ポル・ポト率いる武装組織、クメール・ルージュや神話や民話を元にした古典舞踊のこと、踊りの型の意味などが描かれている。いつかここに描かれた舞踊を見てみたい。2019/04/06
Olga
4
クメール・ルージュに家族を奪われた少女が踊りの才能を見込まれ、カンボジアの古典舞踊の踊り子となる。作者はベルギー人。2019/02/26
シャムネコさん
1
アジア、東洋の伝統舞踊への知識、興味が湧く絵本。 ポルポト政権、戦争についても知ることができる。2023/08/02