内容説明
19世紀末、水泳はタイムを競うのではなく、長く遠くへ泳ぐことが目的だった。そんな黎明期から日本の水泳界を支え、日本水泳連盟会長、JOC(日本オリンピック委員会)会長を歴任、我が国のスポーツ界繁栄のために、人生をささげた男がいた。日本における水泳競技発展に寄与し、1964年の東京オリンピック開催に大きく貢献した田畑政治の功績を余すところなく紹介する。
目次
第1章 始まりは浜名湾
第2章 オリンピックと競泳
第3章 浜名湾から日本、そして世界へ
第4章 競泳王国ニッポン!
第5章 幻の1940東京オリンピック
第6章 戦後復興
第7章 悔しさを乗り越えて
著者等紹介
近藤隆夫[コンドウタカオ]
1967年生まれ、三重県松阪市出身。作家・スポーツジャーナリスト。プロスポーツから学校体育の現場まで、幅広く取材・執筆活動を展開、テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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