内容説明
スマイリーは、カナダに住むゴールデン・レトリバー。いつも笑っているみたいに見えますが、実は眼球がなく、目が見えません。でも、だれよりも人をいやす力を持っているのです。
目次
１章 スマイリーのいた場所
２章 スマイリーとジョアン
３章 新しい家族
４章 セラピー犬の誕生
５章 目が見えなくても
６章 みんなの人気者、スマイリー
著者等紹介
ジョージ，ジョアン［ジョージ，ジョアン］ ［Ｇｅｏｒｇｅ，Ｊｏａｎｎｅ］
カナダ、トロント在住のドッグトレーナー、元動物看護師、スマイリーの飼い主。ボランティア団体に所属してスマイリーとともに老人ホーム、図書館、学校などを訪問し、その活動のようすは、マスメディアによって広く紹介された
中家多惠子［ナカイエタエコ］
翻訳家。福島県生まれ。神田外語学院卒業。商社に勤務したのち通信教育で翻訳を学ぶ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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chiaki
35
『スマイリー』という名前がぴったりのこの表情！表紙のスマイリーの笑顔を見る限り、彼がパピーミルという劣悪な環境下で、眼球がなく小人症という病気を抱えて生まれきたという壮絶な生い立ちは微塵も想像出来ず、驚きを隠せませんでした。助けられたスマイリーは、まさに天使そのもの。ハンディをものともせず、持てるすべての深い愛と癒しを、分け隔てなく与え続けたスマイリーの姿には強く心動かされる。普段愚痴っぽくなってしまう私は、不自由があっても不平不満をこぼさない動物たちの生きる姿勢に、多くのことを学ばされます。2019/11/17
chiaki
27
はたらく犬を学ぶ三年生に紹介。生まれつき両目の眼球がなく生命の危険さえあったオスのゴールデンレトリバー。「でも、この表情見て、どんな顔してるかな？」の問いかけに、誰もが「かわいいー、笑ってるー！」と答えてくれて、しめしめ♪持ち前のこの笑顔で、人の心を癒すセラピー犬として活躍したスマイリーの一生を通して、元気と勇気を貰えます。この本は取り合いになり、蔵書もすべて貸し出しに。2019/12/13
kon
1
遺伝子による小人症で生まれつき眼球のないゴールデンレトリーバー、スマイリー。いつも笑顔で関わる人に愛を振りまき続ける。写真を見るだけで癒される。かわいい。この本で、嫌な言葉を知った。「パピーミル」子犬製造工場。劣悪な環境で金儲けの犠牲になってしまう犬たち。許せない。そんなところから助け出されて世界中の人に愛されたスマイリー。幸せになってよかったなと思った。2019/05/18
くま美
0
児童書 劣悪な環境から救い出されたスマイリー。ハンディキャップがあっても生きる、動物の力強さに感動！2020/11/18
