内容説明
山間の町・溝ノ淵に暮らす少女アスナはある日、アガルタという地から来た少年シュンと出会う。2人は心を通わせるが、シュンは突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」と願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、アガルタを探し求める教師モリサキが現れる。3人はそれぞれの思いを胸に、伝説の地へ。それは、“さよなら”を言うための旅となる。『君の名は。』の新海誠監督の劇場アニメーション『星を追う子ども』を小説化。
著者等紹介
新海誠[シンカイマコト]
1973年長野県生まれ。アニメーション監督。2002年、ほぼ1人で制作した短編アニメーション『ほしのこえ』で商業デビュー、注目を集める。その後『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』で国内外で数々の賞を受け、2016年公開の長編アニメーション『君の名は。』は記録的な大ヒットとなった。自身の監督作を小説化した『小説 君の名は。』『小説 言の葉の庭』『小説 秒速5センチメートル』で、小説家としても高く評価されている
あきさかあさひ[アキサカアサヒ]
1978年生まれ。2005年、第6回えんため大賞優秀賞を受賞した『渚のロブスター少女』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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