内容説明
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。記録的な大ヒットとなった長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。
著者等紹介
新海誠[シンカイマコト]
1973年長野県生まれ。アニメーション監督。2002年、ほぼ1人で制作した短編アニメーション『ほしのこえ』で商業デビュー、注目を集める。その後『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』で国内外で数々の賞を受け、2016年公開の長編アニメーション『君の名は。』は記録的な大ヒットとなった。自身の監督作を小説化した『小説 君の名は。』『小説 言の葉の庭』『小説 秒速5センチメートル』で、小説家としても高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もちもち
3
冬休みに娘と二人で映画を見て、新学期が始まった時に学校の図書室で娘が借りてきてくれました。私が読み終わったらそそくさと学校に持って行って学校で読んでたので持って帰ってきたのは私のためだったみたい。 映画もいいけど、小説もいい。映像だけじゃ分からないことがハッキリしたので読んでよかった。2023/01/21
mintia
3
映画で観てマンガを読んでから、この小説を読んだ。ストーリーは知っていても、楽しく読めた。『君の名は。』の世界観にどっぷりと漬かることができた。2020/09/10
Tetsuya Fujikura
2
やっぱり受け身の映画より文字の方が色々想像できて面白い。2019/06/29
源次/びめいだー
1
新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」の、監督自身による原作小説(ノベライズ?)。面白かったです。2025/01/25