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国をつなぐ奇跡の島 クロツラヘラサギ―日本・韓国・朝鮮の架け橋

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784811322650
  • NDC分類 K488
  • Cコード C8093

内容説明

日本と韓国の小学生、南北朝鮮で離ればなれになった家族…、絶滅危惧種・クロツラヘラサギを守る環境活動が、人と人、国と国をつなぎ、広がっていく道のりをたどります。

目次

1章 クロツラヘラサギが飛んで来る干潟で―日本(クロツラヘラサギと二つの小学校;ドキドキ、にこにこ交流会)
2章 クロツラヘラサギの生まれる国を訪ねて―韓国(クロツラヘラサギのヒナに会う;再会)
3章 クロツラヘラサギを守る活動―日本(クラツラヘラサギが多摩動物公園にやって来た;人工ふ化と人工飼育)
4章 クロツラヘラサギのように国境を越えて―日本、韓国、朝鮮(シベリアムクドリが運んだ交流;スタートしはじめた橋渡し)
5章 ふえろクロツラヘラサギ!平和への祈りをたずさえて(つづいています、観察会;世界がつながる日)

著者等紹介

今関信子[イマゼキノブコ]
1942年東京生まれ。幼稚園教員を経て、児童文学作家となる。日本児童文学者協会会員。子どもの文化研究所所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

79
クロツラヘラサギは主に朝鮮半島で繁殖し、日本などで越冬する。熊本県八代市と韓国の小学生たちが一緒に行った観察会に始まり、この鳥に導かれるように人びとのネットワークが広がってゆく。現代は白亜紀以来の大量絶滅時代らしい。たくさんの動物が絶滅する中、国という垣根を超えて協力しあい、絶滅危惧種ながら数を増やしているこの鳥は極めて珍しいケースだという。著者の今関さん、取材に飛びまわりご活躍されてる様子に元気をもらえた。(小学生向き)2017/07/04

ビシャカナ

2
国境や開発など人間の勝手で絶滅の危機にあるクロツラヘラサギ。それを守ろうと日本と韓国を始めとするアジアの各地の人々が協力する。日本や韓国の各地を取材した著者の熱心さが伺える。ただ文体がひどく読みづらい。2016/09/20

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