えほん遠野物語<br> えほん遠野物語 ざしきわらし

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えほん遠野物語
えほん遠野物語 ざしきわらし

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27cm
  • 商品コード 9784811322551
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

この神がいる家は、栄えるといわれる。百年をこえて語りつがれる怪談の原点。美しく悲しい物語。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!

著者等紹介

柳田国男[ヤナギタクニオ]
1875年、兵庫県生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の基礎を確立。51年、文化勲章受章。62年、没

京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
1963年生まれ。北海道小樽市出身。世界妖怪協会、全日本妖怪推進委員会肝煎。古典遊戯研究会紙舞会員。お化け大學校・水木しげる学部教授。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、1997年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞受賞。2004年『後巷説百物語』で直木賞受賞。2000年桑沢賞受賞。2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞受賞。2011年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞受賞。2016年『遠野物語remix』『遠野物語拾遺retold』『えほん遠野物語』等の実績で遠野文化賞受賞

町田尚子[マチダナオコ]
1968年生まれ。武蔵野美術短期大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

236
えほん遠野物語シリーズは全作読んでいます。12月の新作なので書店に平積みされていると思ったのですが、複数の書店を廻ってようやく見つけました(しかも1冊しかない)。本シリーズの中では、絵・ストーリー共に一番の怖さです。「ざしきわらし」のせいか白蛇の祟りか解りませんが、一家絶滅までしなくても・・・2016/12/29

KAZOO

179
京極さんが書きなおした遠野物語のざしきわらしの物語です。町田さんの絵が印象に残ります。ざしきわらしのはなしはこんなにこわい感じに作り直すのはさすがに京極さんだと思いました。本当は蛇がまだいればその家は結構栄えるのでしょうが、それをすべて殺してしまってはさきゆき・・・。子供向きではない感じです。2017/02/05

168
えほん遠野物語シリーズ。ざしきわらしには女の子ちゃんもいるのですね。うちにも来てほしい!2017/08/20

jam

99
子供は怖い話が大好きだ。成長がそれを求める。子供というのは存外残酷なもので、多くは善悪の概念や感情の発達が未熟なことに因る。だから情操教育に絵本は大きな役割を持つ。児が感情として初めに感じる恐怖は、母親が目前から見えなくなることで、次が人見知りである。「発達課題における怖さの認知」が重要なのは、母児(若しくはそれに代わる者)との絆の成立を意味し、盤石な精神的土台の目安となる。暗い部屋の布団のなか、母の温もりを感じつつ見る怖い絵本。あらゆる感情の源泉は、満ち足りた心から溢れ、やがて世界を潤す。2017/08/24

アキ

98
遠野の旧家でよく聞く話である。家の廊下で知らない男の子に会った。座敷わらしだと思った。3頁目で男の子の目がもう怖い。ふたりの童女の目も怖い。蛇を殺した孫左衛門の庭にはえたきのこを食べて、娘以外全員死んだ。その娘も年老いて死に家系は絶えた。ふたりの童女が行くと言っていた別の村の某という家は栄えた。遠野あたりでいう座敷わらしとは、そうしたものである、で終える。安藤忠雄が設計した「こども本の森 遠野」にもこの本はおいてあるのでしょうね。https://kodomohonnomori-tono.com/2021/10/13

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