著者等紹介
高村忠範[タカムラタダノリ]
1954年、山梨県生まれ。和光大学人文学部文学科卒業。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅花
7
ジョン万次郎の波瀾万丈の生涯をざっと追う。明治維新で活躍した話は本編では殆ど語られず、あとがきで。私はこの部分が好きなんだけど・・・2014/12/09
Cinejazz
6
ペリ-提督が浦賀沖に来航する12年前の1841年、土佐中ノ浜から漁に出た万次郎が仲間4人と漂流し、奇跡的にアメリカの捕鯨船に救助されたこと、万次郎はその船の船長の息子としてマサチュ-セッツ州で暮らしたこと、漂流から10年後には故国を目指し沖縄南端の島に上陸、スパイ容疑で薩摩と長崎で取調べを受けたこと、12年ぶりで中ノ浜の母親と再会を喜び合ったこと、武士「中浜万次郎」を名乗り、勝海舟や福沢諭吉らと日本使節団の通訳としてアメリカに渡航、恩人の船長と再会したことなど、180年前の驚きの人生でした。2021/06/17
ちい
1
子どもへの読み聞かせに。 昔は、士農工商といって生まれながらに身分が決まっていたこと、漁師は苗字も無かったこと、などを読みながら一緒に教えると、驚いていた。 万次郎の賢さと行動力の素晴らしさが伝わればいいな。2023/06/11
晴耕雨読
1
ジョン万次郎は優しさと努力を兼ね備えた人物であった。人生の困難を乗り越えて、器が大きくなることを学んだ。2019/06/16