内容説明
ここに集められた写真と「ひと言」は、二十一世紀を生きる人たちにナガサキの被爆者がぜひ残したいと願う伝言です。ここに手記と写真を寄せてくださったのは、一九四五年八月九日に長崎であの原爆の惨禍を体験した被爆者と、自らは被爆しなかったけれど、そのあと被爆者にかかわりを持ちつづけてナガサキに生きてきた五十人の人たちです。
目次
小異を残して大同をつこう
戦争を知らない世代に戦争の恐ろしさを伝える
なぜ日本国内の被爆者と差別されるのか、仲間のためにも闘いつづける
戦争が憎い、原爆が憎い、核兵器が憎い
早急に核兵器使用禁止条約を
人類生存のため核廃絶にむけての勝利を!
私は民主主義を護って平和を維持したい
あやまちを繰り返すな
核兵器廃絶、平和を!
核兵器は最も反人間的で非人道的な兵器であり、人類絶滅装置である〔ほか〕