内容説明
〈原爆ドーム〉が語る戦争と平和―。風化と崩壊の危機にさらされながら、ドームが、いまあらためて平和を訴える。その誕生から現代にいたるまでの歴史を、原爆被害の惨状を織りこみながら、ドームの見つめてきた“戦争と平和”を描く。
目次
原爆ドーム物語
資料(広島の惨劇;惨劇の証人「原爆ドーム」の歴史;原爆ドームの設計者、ヤン・レツル氏の生涯;「原爆ドーム」小年表)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いよの缶詰め
3
原爆ドームが語る物語。最初はアニメ映画っぽい作風で、何故原爆ドームと呼ばれるのかについて語られる。資料にはヒロシマと原爆ドームについて、原爆ドームを設計した、ヤン・レルツ氏についてが収録されている。小学生にも読みやすい本。今、どの本屋にも置いているか不明だが…。2019/07/17
Kenshi
0
原爆ドームの建築から被爆、取り壊しの危機から永久保存までがドームの一人称で語られる絵本。同題のアニメ(平田敏夫監督)をもとにしており、挿絵はスチルではなく背景美術をそのまま印刷していると思われる2015/08/07