感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下アイドル(芸名・明石駅キセル)・寺
57
中学生になったゲン。時代は朝鮮戦争勃発。そして広島カープ誕生。隆太のカープ熱狂で広島カープが他球団と違う特別な存在だとわかる。同級生相原や担任の太田先生の騒動(コメディーリリーフの隆太が太田先生の本気を確かめるシーンがカッコイイ)、戦争成金との格闘の前後、夏江姉ちゃんが盲腸に。しかし原爆症で白血球が足りず傷口が塞がらない。死期を感じた夏江は病院を飛び出す。浩二兄ちゃんの結婚の為に自立するゲン。2013/10/27
kamome46
20
被爆5年後くらい。ここまでくると、被爆直後のゴタゴタはないのだが、決して落ち着いている訳ではない。ゲンは中学生に。「愛とかやさしさはもてはやされ大いに語るが真の怒りについて語る人は、ざらにおらん…」反戦への志。残るは9巻、10巻に。ラストはどういうかたちで?2023/09/07
☆ぉりん☆
16
元は中学生に。朝鮮戦争が始まる。こんな時代からプロ野球ってあったんだ。戦争で何もかも失った人もいれば儲かって笑いが止まらない人もいる。勝子と夏江が作る服を隆太とムスビが売る。なかなか軌道に乗ってきたと思ったら、夏江の状態が悪い。母と昭と建てた思い出の家も立ち退き要請。昭は大阪(隆太に顔そっくり)、浩二は結婚、元は隆太たちの家へ兄弟バラバラになるところで終了。こんなにもアメリカに支配されていたなんて知らなかった。そして市も県も国も何もしてくれなかったんだな。原爆被害にまどまだ苦しむ中での朝鮮戦争、愚かすぎる2023/08/26
フキノトウ
8
朝鮮戦争が始まり、心を痛める元。遠く離れた場所で起こったことでも他人事にしない元が好きだな。隆太たちと暮らしていた夏江姉ちゃんが盲腸で倒れ、傷がふさがらず苦しむ。何とか安らぐ場所で眠りたいと好きな人たちに囲まれた骨壺を作る夏江。叶えてほしい。2025/07/28
ツキノ
6
昭和25年の広島。戦争反対のデモ等に対する厳しい規制、朝鮮戦争の特需景気で左団扇のごく一部の人。「真の怒りについて語る」太田先生は教師を辞めさせられる。そして盲腸の手術の跡が治らない夏江の決意と願い…2014/01/04