目次
まえがき 川越高校のような会社をつくりたい、若きアントレプレナー
1 探求する力
2 没頭する力
3 文武両道の力
4 異文化の力
5 伝統を「継承+改革+創造」する力
6 自主自立の力
あとがき 高校時代の「純度」を保つために
著者等紹介
神山典士[コウヤマノリオ]
ノンフィクション作家。1960年埼玉県生れ。川越高校(79年)、信州大学卒。96年『ライオンの夢、コンデ・コマ=前田光世伝』にて小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞(現在は『不敗の格闘王、前田光世伝』(祥伝社黄金文庫))。2011年『ピアノはともだち、奇跡のピアニスト辻井伸行の秘密』(講談社、青い鳥文庫)が全国読書感想文コンクール課題図書選定。14年「佐村河内事件報道」により、第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)、日本ジャーナリズム大賞受賞。こうやまのりお名義で児童書も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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TOMOMAMA
2
う〜む、面白いし刺激がすごい!こんな高校に通ってたら3年間があっという間だったかも。羨ましいぞ⁉️2020/11/04
kinkswho
1
吹奏楽部を創立した顧問の松本氏のエピソードは予想外の展開があり非常に驚いた。 20年ほど前に「伝説の教師」というドラマが有ったが、この先生はまさにリアル「伝説の教師」だと思う。 学園祭(くすのき祭)、水泳部のシンクロ、応援団の伝統など川高の個性が際立つ部分がもれなく取り上げられていて、 実に充実した環境にいたかを思い出す事ができて良かった。 OBの現役時代のエピソードも楽しめたが、全体的にOBの年齢層が高く(60代前後)、 もっと若い世代からも幅広く取材して欲しかった。2020/04/22
officemabuya
0
埼玉県立川越高等学校。通称、カワタカ。埼玉県の旧制中学校ルーツの名門男子校である。佐藤優が母校・埼玉県立浦和高等学校について書いている。ウラコウと比較できるかと思って手にした。カワタカ同窓会の依頼と全面協力のもとカワタカの歴代の地頭が良く、自らを主張することに長けた過去から今に至る生徒たちと、生徒を大人としてある意味で対等に対応していた教師たちの青年期教育の歴史を知ることがきた。スクールモットーの、自主自立を生きることは、自由と責任、自律を自他に課すことでもある。それを見守る教師や保護者の姿も透けて見える2022/07/04
k_jizo
0
★★★面白かった。2020/10/27
Opus13
0
OBが積極的にコミットすること、現役の生徒たちがOBの姿を見て自分の進路や理想の職業像を具体的にイメージすること。それが大事だと感じた。2020/04/06