内容説明
さまざまな事件を通じて露呈したアメリカの法律家達の生態が、まことになまなましく、きわめて具体的な形で画き出されている。事実認定こそ勝負、ということを信条とする実務法律家の真面目が、本書全巻に躍動しているといってよい。本書はそのまま大学における「裁判法」の講義の恰好の副読本になるものである。一九七五年上下巻で刊行されたものを合冊、復刻したもの。
目次
法律家(ウォーターゲート事件;テレビ「弁護士オーウェン・マーシャル」 ほか)
法学生(ロー・スクール;入学詮衡 ほか)
弁護士(個人開業弁護士;パートナーとアソシエイト ほか)
検察官(連邦検事;司法省 ほか)
裁判官(連邦最高裁判所判事;連邦判事 ほか)
著者等紹介
飯島澄雄[イイジマスミオ]
弁護士。1964年東京大学法学部卒業。1966年弁護士登録、アンダーソン・毛利法律事務所勤務。1972年ワシントン州シアトルのワシントン大学ロー・スクール修士学位取得。ニューヨーク市のウィットマン・アンド・ランサム法律事務所勤務。現在、東京虎ノ門法律事務所
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