内容説明
ピアノを愛する人はもちろん、誰もが一度は可愛らしい「小犬のワルツ」や優しい「ノクターン」を自分で弾くことを夢みます。或いはその曲は「別れの曲」や「革命のエチュード」かもしれません。ショパンのピアノの曲は甘く切ない詩情に溢れています。このお話の中からあなたにショパンがそっと甘くささやきかけてきます。
目次
第1章 RUNNING FREE
第2章 TOO YOUNG TO DIE
第3章 IN THE FUTURE TO COME
第4章 LOVE WOLK IN
終章 STRANGER IN A STRANGE LAND
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かたつむり
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ショパンてこんなに政治に翻弄された人だったんですね。初めて知りました。これを読むと革命とかの力強さやマズルカの民族性が納得できます。 2011/05/12
シチミ
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ショパンの伝記。ジョルジュ サンドとの関係が少しわかった。二人の愛情の間にある、ショパンのピアノ音楽への愛が、二人の関係をやがて冷たくしてしまう。しかし、それを止められないショパン。それに耐えきれなくなったサンドがショパンのもとを去ったころから、今度はショパンの体そのものが急に蝕まれて行くという。 あと、ショパンはポーランドに帰ることは全くできなかったという。辛いな。2019/11/27