目次
関東からの手紙
伊勢湾を渡って―杉浦明平さんに会う
詩人、俳人、歌人との縁
なだいなださんのサイン、清水信さんからの一枚のはがき
佐多稲子さんに続く縁
環境保全の仕事の中で
自著を語る
著者等紹介
川口祐二[カワグチユウジ]
1932年三重県生まれ。1970年代初め、漁村から合成洗剤をなくすことを提唱。そのさきがけとなって実践運動を展開。1988年11月、岩波新書別冊2『私の昭和史』に採られた「渚の五十五年」が反響を呼ぶ。それを契機として、日本の漁村を歩き海辺で暮らす人びとから話を聞き、記録する仕事を続け、現在に至る。その間、NHKふるさと通信員、環境省委嘱自然公園指導員などのボランティア活動、ほか、2020年3月末まで、三重大学地域イノベーション推進機構社会連携特任教授として、「日本の海女文化」の講座の研究メンバーに加わる。1983年度三重県文化奨励賞(文学部門)受賞。1994年度「三重県の漁業地域における合成洗剤対策について」により三上賞受賞。2001年7月、(財)田尻宗昭記念基金より第10回田尻賞を受賞。2002年2月、(財)三銀ふるさと文化財団より「三銀ふるさと三重文化賞」を人文部門で受賞。2008年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰(保全活動部門)受賞。2015年10月、南伊勢町町民文化賞受賞。2017年6月、斎藤緑雨文化賞受賞。2019年11月、石原円吉賞特別賞受賞。2022年5月、第21回三重県文化賞文化大賞を学術分野で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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