ヘルパーと高齢者のちょっと素敵な時間

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ヘルパーと高齢者のちょっと素敵な時間

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784810708608
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

目次

第1章 ヘルパーという仕事(ヘルパーの仕事ってなんだろうか)
第2章 私が出会った高齢者の方たち(私のお師匠さま;体はちゃんと覚えている;一緒に泣いた、抱き合った;ゴージャスおじいさん;迷った末の通報;施設には入らない!;捨てても捨ててもまたゴミが……―これって「ロシアの刑罰」;そのケアプラン、本当にいいの?;不思議なジェントルマン;亡くなるその日まで―まつ子さんとの五〇〇日;最高齢のお友達は九九歳)
第3章 私のヘルパー心得(信頼関係を築く第一歩は時間厳守;声かけ―する、しないの両面から;認知症の方への声かけ;利用者が大切にしていること(もの)をヘルパーも大切にする
身体介護技術を身につけ、福祉用具を活用する
ヘルパー自身が自分を守る)
第4章 介護保険制度に思うこと(ヘルパー業務に関すること;ある過疎の村での介護保険サービス)

著者等紹介

向山久美[ムカイヤマクミ]
1982年早稲田大学政治経済学部卒業。大学卒業後、図書館司書として学校図書館、専門図書館等に勤務していたが、夫の入院を機に介護職に関心をもつようになり、図書館司書のかたわら、ホームヘルパーとして訪問介護を開始。2013年上智大学大学院総合人間科学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。介護福祉士、介護支援専門員。現在訪問介護事業所の登録ヘルパーとして、介護業務に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

99trough99

20
ノンフィクション作家の堀川惠子さんが書評に取り上げていたので読んでみた。淡々とした語り口で、経験した利用者とのやり取りを積み上げ、知的な分析で介護保険の問題点にも迫る本書には、利用者に寄り添った介護の本質を読み取れた気がした。最後の著者紹介で、早大政経学部卒業後に図書館司書経由しての介護職という経歴に、夫の闘病という経験から介護職に入ったという切実感に加え、本書の知的分析の由来を見た気がし、成る程と感じた。2023/01/02

Yasushi I

2
とても落ち着いた、品性を感じる文章のなかに、終末を迎える高齢者との深い心の繋がりが描かれている。寄り添うとは、支えるとは何かを深く考えさせられた。その人なりの「パンくず」を見つけ、それを大切にすること、そしてそれを分かち合うことを心にヘルパーを続ける著者に畏敬の念をいだきつつ読了。2023/03/30

yuko nomoto

2
若くして経験した夫の闘病をきっかけに「自分がやってみよう」と始めたヘルパーの仕事は、面白い発見の連続でしたと著者は言う。ヘルパーはその方の人生のドラマの最終章という時間を一緒に共有しているとも。言葉かけ一つにも相手を深く気遣い、共に泣き、抱き合いながらも、絶妙な距離感を保つ。こんなヘルパーに巡り合えたらと心から思う。小刻みなサービス提供時間等、介護保険制度への提言も。これらを分析し、分かりやすく言語化できる能力を含めて、 彼女の優しさとキャリアがあってこそ書けた一冊。多くの方に現場の思いが届きますように。2023/01/13

Yoshihiro Yamamoto

1
A 著者のように明るくポジティブ思考で、研究熱心なヘルパーに当たった利用者は幸せだが、そんなヘルパーは多くはないだろう。また3時間あった介護時間が介護保険制度の改正で1時間に減るようでは、どんなに気持ちがあるヘルパーでも流作業的にならざるを得ない。首長は介護保険料を高くすると有権者の反発を受ける。介護報酬を抑えればヘルパーの生活が成り立たない。サービス時間を制限すれば利用者に皺寄せがくる。三すくみ状態の制度だ。保険料を納めてもサービス提供者がいない自治体ではサービスが受けられずに「掛け損」になるのも驚き。2023/04/07

hydrangea

1
ここでも介護保険制度の改悪が指摘されている。そして制度があっても実際に担う人材がいないために、利用できない農村部の現実。都市部の高齢者の方が断然恵まれているという格差は、解消の糸口が全くない。故郷で安心して老いられない国って貧しいと思う。2023/02/11

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