内容説明
匂いの科学の驚異的な進歩は食のみならず生活全般にまで影響を及ぼしている。私たちは「匂いの時代」に生きている。
目次
匂い受容の分子機構が明らかになってわかったこと
第1部 匂いの科学(匂いの遺伝子と脳;匂いと医学;匂いが伝える情報―匂いの世界に何がみえるか)
第2部 香りの魅力(香りの官能評価;コーヒーの香り;エキゾティックな欲望―スパイスとハーブの魔力)
第3部 フレーバーの創造(フレーバーの開発技術;嫌われる風味がしない野菜をつくる)
総括 「匂いの時代」とは
総合討論
著者等紹介
伏木亨[フシキトオル]
1953年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。農学博士。京都大学大学院農学研究科教授を経て、龍谷大学農学部食品栄養学科教授・食の嗜好研究センター長。専門分野は農芸化学、栄養科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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