内容説明
社会に貢献せよ、と教えた大学。その薫陶を受けた大学生と卒業生は、大震災後に被災者と社会に寄り添いながら、力強く支援していった。信念を徹底し、生涯にわたって努力を続けることを伝える大学とそこから巣立った学生たちは何を考え、どのような支援活動を行ったのだろうか。これから大学教育を受けようとする若い世代に贈る先輩からのメッセージ。
目次
第1章 日本女子大学の災害支援活動の歴史―大学と卒業生は何を行ったか
第2章 社会貢献に対する創立者の思いとその実現に向けて
第3章 東日本大震災―学部・学科が取り組んだ支援活動
第4章 東日本大震災―桜楓会の被災地支援
第5章 支援を志した人、受けた人が語る
第6章 熊本地震からの問いかけ
おわりに―今を生きる若い世代へ
著者等紹介
平田京子[ヒラタキョウコ]
日本女子大学家政学部住居学科教授。防災/住居学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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