内容説明
21世紀の世界は宗教と食を中心に展開するのでは。人間の最も根源的な営み、食べることと祈ることとの関わりを探る。「食と宗教」を問う初のこころみ!
目次
第1部 食にひそむ信仰(諸民族の信仰と食;先住民族の「世界知」と食―北西アマゾンの場合)
第2部 西方起源の「三宗教」(ユダヤ教―神との契約;キリスト教―聖体としてのパン;イスラーム―コーランとハディーズから)
第3部 インドから東へ(インド―ヒンドゥー教とジャイナ教;「功徳」を食べる人びと―東南アジア仏教徒の宗教実践と食;日本―道元と親鸞;食すること、信仰すること―人間にとっての根源的な二つの営み)
総合討論
著者等紹介
南直人[ミナミナオト]
1957年生まれ。京都大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。大阪国際大学教授などを経て、京都橘大学文学部教授。専門分野は西洋史学、食文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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