目次
第１部 デンマークにおけるＤＶ施策と支援（デンマークのＤＶ施策の変遷と現状；デンマークのシェルターの実践事例；シェルターにおける移民女性の実態と支援；豊かなシェルター空間）
第２部 デンマークにおける子どもの育ちの環境（自立を見守る乳幼児保育；子どもが大好きな場所、学校；競争でなく希望が尊重される青年期；自己決定を尊重する開かれた性教育；豊かな心を育む子どもの遊び場づくり；ペアレンティング・プログラム―問題を抱える親と子の支援；デンマークのひとり親施策から学ぶ）
第３部 日本のドメスティックバイオレンスの現状（ドメスティックバイオレンスの現状；公的シェルター空間とそこでの生活；公的機関の取り組み―大阪府の事例から；日本の民間シェルターの実情；民間シェルターの現場から―いくの学園における相談、保護、退所後支援の実践；日本におけるデートＤＶ防止教育―ＮＰＯの実践）
著者等紹介
上野勝代［ウエノカツヨ］
神戸女子大学家政学部教授
吉村恵［ヨシムラメグミ］
関西大学非常勤講師
室崎生子［ムロサキイクコ］
子どもの発達と住まい・まち研究室主宰
葛西リサ［クズニシリサ］
高齢者住宅財団調査研究部主任研究員。大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員
吉中季子［ヨシナカトシコ］
名寄市立大学保健福祉学部准教授
梶木典子［カジキノリコ］
神戸女子大学家政学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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てくてく
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DV被害者支援、特にDVシェルターのあり方をめぐってデンマークの事例を紹介している。被害者が求めるものは「ふつうの暮らし」であること、移民女性の支援についてもある程度実施されていること、DV被害者が施設の中で自由に暮らせること、子どものケアが十分に行われていることなど、確かに日本の被害者支援でも導入されるべき点が種々あって参考になった。2014/02/01
